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ドバイに移住して2年が経った

Takahiko Wada
Takahiko Wada
Cover Image for ドバイに移住して2年が経った

2022年の4月に移住したのでついに2年が経過したことになる。

あっという間だったのか、長かったのか、どちらかと言うと後者の感覚。

スマホで1年前の写真とかがリマインドされると、遥か昔のように感じる。なので色々あった1年だったのかなと思う。

タウンハウスに引っ越した 🏡

タウンハウスというのは隣と連結した戸建て、日本で言う長屋みたいなタイプの家。

今まではアパートにしか住んだことがなく、一度庭付きの戸建てに住んでみたかったので、家賃は跳ね上がるけど思い切って借りてみた。

庭が付いてるのが最高で、バーベキューを週1以上のペースでやっている。このペースで行けば年間100回も?と思ったが最近は暑くなってきたのでペースダウン。夏場にどれくらい回数を稼げるかが勝負(何の?)。

bbq

一方で虫が発生したり、雨漏りがおきたりとかメンテナンスの面倒さはアパートより格段に上がる。まあ1年だし経験と思って頑張ろう。

ジムに入会してブラジリアン柔術を始めた 🏋️

ドバイのジム環境は非常に良くって、アパートには大抵ジムが付いているし、有料の一般のジムは日本と比べ物にならないくらい規模が大きい。欧米人は体を鍛えるのが好きだから、進歩しているのかな。

隣町に巨大なジムがあり、ファミリープランで入会した。

子供向けのクラスも充実しているので、習い事の一環と思えばいいのかなと思い。
子供は主に遊び系っぽいエクササイズだったり、パルクールっぽいクラスに参加している。

また格闘技系のクラスが充実している。というか、それが入会の大きな惹きになっている。実は。

フルサイズのケージ、リング、グラップリングスペースがあり、日本ではありえないレベルの充実した施設。
こっちでは割と格闘技がエクササイズとして浸透していて、スポーツ店に普通にグローブとかの格闘技グッズも売っている。

ボクシング、キックボクシング、柔術などのクラスがあり、主に柔術のクラスに参加している。

普通に生活していると外国人と触れ合う機会が少ないので、柔術のクラスはいい機会。文字通りマットの上で触れ合っている。

とにかくみんな身体が大きくて、自分(身長178cm)は小柄枠に分類される。肉を食って育ってきた民族との壁を感じざるを得ない。

gym

英語 🇬🇧

まず自分の英語。慣れと言うかマインド的なものなのか、一歩前進した感じがある。

Youtubeで英語のコンテンツを観ることに抵抗がなくなった。

今までは英語の動画だと、興味があっても避けてたり、ちょっと重い腰を上げて視聴する感覚があった。

しかしいつからか、日本語・英語関係なく、興味があれば観るようになっていた。

そして気付いたが、英語のほうが遥かに上質なコンテンツが多いので、英語で情報を仕入れたほうがスキルの上達にもいい。
自分の場合、ReactとかReact Nativeの動画を観ることがあるが、公式がつくってる動画は当然英語だし、テック系YouTuberの質も日本語のよりはるかに質が高い。

それ以外だと、電話での会話に抵抗がなくなった。

以前は対面ならまだしも、電話は若干苦手だった。けど最近は抵抗を感じなくなった。

主にマインド的な変化かもしれないが、壁を超えた感がある。

子どもの英語 👦🇬🇧

子どもの教育、特に英語の習得は、移住の目的の一つでもあった。

その点では目覚ましい進歩を感じる。

上の子は8歳で移住したが、無事にELL(英語の補講クラス)を卒業し、インターで普通に英語で授業を受けている。

たまに家でクラスメイトとフォートナイトを、ボイスチャットを繋いでオンラインプレイしているが、友達と会話しながら、なんだかちゃんと組織立って行動しているので驚く。

Youtubeも3割くらい英語のチャンネルを観ていたりする。特に勉強したいとかではなくって、単に面白そうな動画が英語だったから観ているんだと思う。LEGOのとか、ミスタービーストとか。

上で英語ができると情報収集の面で良い、みたいなことを書いたが、エンタメの点でも英語がわかると世界中のたくさんのコンテンツを楽しむことができる。

なので早い段階で英語を習得していると人生が豊かになりそうだな、とか思ったりする。

登校初日は、トイレに行きたいのが英語で言えず、一日トイレを我慢していた。そこからの成長を考えると感慨深さもある。

下の子は今3歳、言語習得の年齢で、インターナショナルのナーサリーに通っている。

上の子は自分たちと同じように、授業を通じて頭で英語を習得していた感があるが、下の子は雰囲気で習得していってる感じで、違いが面白い。

一日の半分くらいをナーサリーで過ごすので、その影響は大きいようで、なぜか父のことをduddyと呼ぶ。家ではduddyとか呼ばないので、完全にナーサリーの影響。

自宅のコミュニケーションはもちろん日本語なのだが、一人遊びしているときはブツブツ英語を話している。

あと不思議なのは、兄弟でなぜか英語を話してたりする笑

Youtubeのお気に入りは、"Vlad and Niki"や"Diana and Roma"。幼児向けのYoutubeって日本だと、おじさんがアンパンマンのおもちゃを動かしてるみたいな虚無なコンテンツが多い印象だったが、これらの海外のチャンネルはとても良くできている。

ドバイの会社のウェブサイトを作った 🖥️

ドバイでなんか仕事を受ける、のは移住中の目標の一つだった。

縁があり、ドバイ最大手不動産エージェントであるドリブン・プロパティーズ様の日本向けのウェブサイトを開発させてもらった。

https://www.drivenpropertiesjapan.com/

driven

技術的には、最近仕事でよく使っていたNext.js(App Router)をベースに、CMSはHygraphを利用した。

こういうメディア系のウェブサイトだとNext.jsの強みが存分に活かされて、開発しながら学びも多かった。

ドバイで日本人向けのビジネスをやっている会社だと、ドバイ居住で日本語分かる人に依頼したい、という需要があるようで、時々相談をもらったりする。

円安もあるし外貨での稼ぎ口を増やしていけるといいのだが...

今後

馴染めば3年くらい、馴染まなければ1年くらいで帰るかも、という予定で来たドバイだったけど馴染んできたので3年、あと1年くらいかなと思う。

あれ日本に帰るの?って言われることがあるが、基本的にはいつか日本に帰るつもり。

目的の一つであった子どもの英語教育っていう面では、ある程度成果が見えてきた。

あと、2年くらいいると逆に日本の良さとかも感じるタイミングが多くなってきた。日本が恋しいって感じではなく、なんだか日本の生活も楽しみみたいな。

アジアンレストランとかで日本の風景が映ると、自然とか綺麗と思う。外国人から見た日本はこういう感じなのかな。

一方でドバイの気候は好きだし、生活環境にも慣れた。

なので理想は日本とドバイの2拠点生活。

ドバイに不動産持ちたい。そのためにはお金が..

ということで理想の生活をめざして頑張っていこう!