一眼レフを3ヶ月間レンタルでいろいろ試した結果Nikon Z50を買った
去年二人目の子供が生まれたこともあり、家族写真をきれいに残したいな〜と思い一眼レフを買いました。 レンタルで色々試した結果、NikonのZ50を購入しました。
きっかけ
子供の写真をきれいに撮るために一眼レフとかあるといいのかな〜、とか思っていた折に、保育園の卒園アルバムを作る係になりました。
息子の通う保育園では卒園アルバムを父母が制作する風習になっていて、園内のイベントの写真を取るのも係の仕事になります。
そこでこれを機にちょっと気になっていた一眼レフのカメラを買ってみる?でもいらんかも、だってスマホで十分やん?そうえいば10年前くらいに買ったミラーレス(panasonic GF-1)もあるけど最近使ってないやん?
とか考えて、じゃあまずレンタルで借りてみて、本当に必要そう、ってなったら購入してみよう!ということになりました。
レンタルはGooPassで
カメラをレンタルしているサービスは色々あります。
有名なところだとレンティオでしょうか。以前にレンティオでブラーバを借りて、体験がよかった記憶があります。
レンティオで一眼レフを借りると、3泊4日で12000円くらいが相場です。んー、ちょっと割高な気がします。あと運動会のような単発イベントで使うのなら良いけど、我が家の場合は日常生活の中でも使ってみたいという思いがあったので、3泊4日だと借りるタイミングが難しそうです。
そこで今回利用したサービスはGooPassです。
GooPassは月額料金を払うと入れ替え放題でカメラを借りられる、サブスク型のサービスです。
料金はレベル毎に異なっていて、レベル1だと6,380円/月です。レベル毎に借りられる機材が決まっていて、レベルが上に行くほど高級な機種を借りられますが、値段も上がっていきます。
今回、僕が利用したのは一番安いプランのレベル1です。レベル1だと借りられる機材は入門機になり、普通に買うとだいたい10万円弱ぐらいの機材かなと思います。なので1年ちょいくらい利用するとトントンになります。
期間内は交換が自由になっていますが、月1回までは送料が無料なので、月1ペースで交換するのがリーズナブルかと思います。
借りた機材
最終的に気に入ったものがあれば購入しようと思っていたので、色んなメーカーを試しました。ある程度コンパクトな方が良かったので、APS-Cサイズのものを試しました。
Nikon D5600 18-140 VR レンズキット
Nikonのデジタル一眼レフです。借りたときはよく理解してなかったのですが、D5600はミラーレスじゃないやつです。
使ってみた感想は、、かなり良かったです。
良かった点
- 質感。シャッターを切ったときの感触。持ったときの重厚感、手触りなどがよかった。
- 18-140mmのレンズが使いやすい。近くから、ぼちぼちの望遠まで一本でカバーできる。
- スマホの連動アプリがよい。
悪かった点
- 大きい。これは質感やレンズの便利さとのトレードオフにもなりそうですが。
スマホ連動アプリ
NikonのカメラはSnap Bridgeというスマホアプリが使えますが、これがなかなか良かったです。
【カメラ】==== bluetooth ====> 【スマホ】 ==== WiFi ====> 【Nikonのクラウドストレージ】
という形で自動的にスマホ、及びクラウドストレージに写真を転送してくれます。
スマホアプリはバックグラウンドで稼働するので、ほぼ意識することなく勝手に転送されている感じです。
スマホに転送するサイズは2Mピクセル以下に縮小されたものになってしまいますが、逆に縮小されていたほうがスマホのストレージを圧迫しないし、実際使い勝手が良いと感じました。
FUJIFILM X-T100 ダブルズームレンズキット
もう少し高倍率のズームを試してみたく借りてみました。
これはミラーレスです。
ちょっと古い機種ってのもあるかもしれませんが、色々と使い勝手が悪くイマイチだった印象です。
良かった点
- とくに人を撮ったときの写真の雰囲気がいい気がした。画作りってやつ?
悪かった点
- 光学ファインダーの画質が荒い。覗いてから表示されるまでに時間がかかる。
- なんとなく質感がやすっぽい。シャッターを切ったときの音とか。
- 連動アプリが使いにくい。写真を選んで送信する方式だったが、接続に時間がかかりすぎて不便。
Canon EOS Kiss M EF-M15-45 IS STM レンズキット
定番のCanonも試しておかねば、と思ってレンタル。
良かった点
- コンパクト
悪かった点
- なんと連動アプリがスマホ(Pixel 3a)に対応していなかった。そんなマイナーなスマホじゃないと思うんだが、、
- iPhoneでアプリを試すが使いにくかった
- いかにも入門機という感じで作りが安っぽかった
いろいろ考えてNikon Z50を買うことに
さて色々試して思ったこと。
スマホ連動アプリ大事。撮った写真はGoogle Photoで家族に共有したり、みてねで親に子供の写真を共有したりします。なのでアプリにスムーズに転送できることは大事なんですが、アプリの出来は想像以上に各社で差がありました。Nikonのアプリが圧倒的にできが良かったです。
質感や心地よさみたいなのも大事だと思いました。実際のところスマホでも十分にキレイな写真が撮れるいま、敢えて一眼レフをもつ理由はなにか、、と思うと、持ったときの質感や、シャッターを切ったときの心地よさみたいなものもポイントだと思います。今回試した中だとNikon D5600が最も一眼レフ!って感じで撮ってるときの心地よさみたいなものがありました。
Nikon D5600に特に不満はなかったので、これでもいいかなと思いましたが、実際この機種は5年前くらいに発売された割と古い機種になります。最近ディスコンされたようで、このタイミングでD5600を買うのも微妙かなという気がしました。
最近は各社ミラーレスに開発の主軸が移っているようで、Nikonも例外ではありません。Nikonのミラーレス一眼入門機でいうとZ50になります。
Z50もレンタルして確認しようかな、と思ったけどGooPassのレベル1では対応してなかったのと、いろいろ評判を調べてもZ50は間違いなさそうな気がしたので、もう買っちゃうことにしました。
購入してまだ1週間ほどですが、いい買い物をした感があります。
- 操作系が使いやすい。Nikonの操作系は個人的に使い勝手がいい気がします。
- 露出をファインダーで確認しながら撮れるのがよい(ミラーレス全般に共通ですが)
- クリエイティブピクチャーコントロール面白い
- オートフォーカスが速い。子供をとるときは一瞬を逃せないことがあるのでフォーカス速いのはいいですね。
まだまだ使いこなせてませんが、撮ってみた写真を載せてみます。 子供の写真が中心で、顔を隠すと雰囲気が伝わらないけど、、、
夏っぽい!背景のボケ具合もいいですね。
クリエイティブピクチャーコントロールを試してみる。これはグラファイトというフィルター。