Go Global Meetup
Smart Newsさんで開催されたGo Globalに参加してきました。
Globalで働こうぜ!っていうイベントです。
特にエンジニア向けな気がします。
前回も参加し、そのときはベイエリアのテック企業の採用で必須となっている、コーディング試験をテーマにしていました。
そして今回は、スタートアップ・アクセラレーターがテーマでした。
アクセラレーターへの興味というか、海外で働きたい欲がすごくあるので、今回も参加してみました。
イベント概要はこちら. https://go-global.connpass.com/event/119755/
グローバルでアクセラレーターを卒業された方、またアクセラレーターを運営してるVCの方の発表です。
WASSHA 秋田さん
東アフリカを中心にLEDランタンのレンタル事業を展開されています。
アクセラレーターの話もあったのですが、事業内容のほうが気になりすぎて、アクセラレーターの話は覚えてませんw
アフリカの多くの地域では電力が普及しておりません。
そこでLEDのランタンをレンタルすることで、人々に灯りを提供するという、社会的意義も大きい事業。
夜の灯りすら無いなんて、まだまだ文明が普及してないんだな、、
と思う反面、このLEDランタンはめちゃめちゃハイテクで、
てな感じでめちゃめちゃIoTなわけです。
電気が普及していない割には、スマホや電子マネーは普及しているようです。
スマホで普通に自撮りしてインスタにバンバン投稿してるらしいですw
そして誰もが思う疑問、、、 「これって儲かるの??」 って話ですが、、結構儲かるらしいです。
懇親会の際に聞いたのですが、もともとアフリカには灯油ランプをレンタルするという文化があるらしいです。
なのでLEDランタンをレンタルするというのは、単純に灯油ランプのリプレイスなわけです。
そう考えると分かりやすいですね。
社会的な意義も大きいしステキなビジネスだと思いました。
Autify 近澤さん
E2EテストをAIによって自動化するという、夢のようなサービスを開発されている近澤さんの発表です。
米国トップレベルのアクセラレーターAlchemistを卒業された話でした。
特に、そのプログラムの中で学ばれた話が印象的でした。
- 顧客と話をしろ
- コードを書くのをやめろ
エンジニアだとついついコードを書いて作りたくなるけど、グッとこらえてまずは顧客と対話しましょう、と。
- 今すぐ契約をしたい!を見つける
- あったらいいですね、ではダメ
ほんとそうですね。
サービスを作りたい、起業したい、という思いが強いとここのステップが甘くなり、ついつい「あったらいいですね」レベルのニーズに対してサービスを作りがち。
「あったらいいですね」は「なくてもいいですね」とほぼ同義だと思います。 その後に苦しい思いを必ずする。
だから見つけるべきなのは 「今すぐ契約したい!」 というレベルのニーズ、とのこと。
これを見つけるのは、とっても困難だけど、逆にこれを見つけさえすれば、後はある意味easy modeでガンガン進めるのだと思います。
Autifyはまさにこの「今すぐ契約したい!」に辿り着き、サービスローンチしてないのに既に年間契約をもらってるそうです。
すげぇ、、、
けどE2EテストがAIで自動化できるのなら確かに契約したいかも、、w
500 Startups Japan 澤山さん
アクセラレータープログラムは、レストランでなくてキッチン
とても分かりやすいですね。
その場にいるだけで美味しいものが提供されるわけではなく、自分でいい感じに利用することで美味しいものができる、とのことでした。
エンジニアにビジネスを叩き込むほうが早い
↑という考えで運営されているとのこと。
なのでエンジニアが苦手なプレゼンのレクチャーとかはかなりみっちりやるそうです。
エンジニア的には嬉しい! プレゼンできるエンジニアになりたいw
まとめ
globalという視点のなかでアフリカはノーマークだったので、WASSHAのお話は特に刺激的でした。
Autify近澤さんのお話で「今すぐ契約したい!」レベルのニーズを見つけるのが大事!とありましたが、 それなりに満たされてる日本という国でそれを見つけるのって、ほんと大変って感じています。
それが一方アフリカだと未開な点が多いのでニーズはバンバンあるそうです。
その後の実行では苦労も多いのでしょうが、魅力的なマーケットなんだろうなと感じました。