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グロービス マーケティング”5Foerce”

Takahiko Wada
Takahiko Wada

日曜日はグロービスの自主勉強会。
今回は5人が集まり、なんと私が幹事だ。
初の司会にドキドキ‥

前回ならった5Forceの復習をした。

5Forceとは

1.新規参入の脅威
2.代替品の脅威
3.買い手の交渉力
4.売り手の交渉力
5.業界内の競合他社
の5つの力の分析により、業界の収益構造や、将来の競争の変化を予測する方法だ。

わかったような、わからないような、だが今回の勉強会では、
吊広告にあった”サントリーごま麦茶”を題材に
「血圧を下げる健康飲料の業界」について分析した

1.新規参入の脅威 脅威小
健康飲料にはトクホ(特定健康用食品)マークが決め手だが、これを取るのは大変で参入障壁は高い。

2.代替品の脅威 脅威小
健康茶、バナナなど普通の健康食品。
→コンビニで販売するごま麦茶とはターゲットが異なる。
普通のウーロン茶など。
→サントリーも普通のウーロン茶には参入している。

3.買い手の交渉力 脅威小
買い手はコンビニやスーパーなど。類似の商品が少ないため、競争が少ない。
→買い手の交渉力は小

4.売り手の交渉力 脅威大
麦やゴマなどの原料の安定供給が必要。
特殊なゴマを使用していると、安定供給が難しい。
→売り手の交渉力は大。

5.業界内の競合他社 脅威小
カルピスの”アミール”など
→競合は少ない

このように見ると、売り手の交渉力、つまり麦やゴマなどの原料業者の力が強そうなので、
この力を抑える必要がある。

しかし、ここでサントリーは
ビール事業によって麦の調達ルートは持っている、
またセサミン(ごまのサプリ)を開発しごまの調達ルートも持っている。
よって、売り手の交渉力を押さえることができている。

おぉー、そんなカラクリがあったのかー!
と感心したのでした。(今回の分析が合っているかは分からないけど‥)