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学生プロレス@高校の学園祭

Takahiko Wada
Takahiko Wada

先日、映画ガチボーイを観てきたわけだが、これを観て思い出したのは
高校の学園祭でのプロレス。
有志メンバーでプロレス興行を開催したときのことを思い出した。

序章
始まりは2年生の学祭。
クラス発表のラスト10分間で、教室でゲリラ的にプロレスをした。
即興で教室にマットを敷いて、タッグマッチ。
想像以上に盛り上がったのに気を良くしたクラスメイト達と、
「来年もやろうな!」
「女子プロもやる!?」
と意気込んだのであった。

メンバーが足りないんです‥!
そして1年後、正式に有志発表としてプロレスを企画した。
組織名は
Zeze Wrestling Association
しかし早速、問題発生!
去年はノリノリだったメンバーが
「恥ずかしいし‥」
と出場拒否なのだ。
メンバーは2人‥苦肉の策でマスクを被って2試合行うことになった‥

奇跡の超満員
不安一杯で強行したプロレスであったが、
開始1時間以上前から、コアなファンは特別リングサイドで場所取りしていた。好調な客入り。
気を良くした私達は、受身を取ったり、ストレッチをしたり、なんちゃってウォーミングアップを披露。
いざ時間になってみれば、教室は超満員。
廊下からの立ち見まで出た。

シナリオ吹っ飛ぶ‥想定外のガチンコ対決
安全のために予め試合進行のシナリオは詳細に考えていた。
しかし、考えたのが前日。当然ながら本番はほとんど覚えられていない。
こうなったら仕方なく、やけくそでアドリブだ。

序盤の相手の頭突きが思いのほか効いた。
これを「ガチンコで来いや」というメッセージと勘違いした私は、ガチで頭突きを返す。
後から聞いたとこ、相手は私が本気でキレたと思ったらしい。

アドリブのためお互いの息は合わない。
かわすはずのムーンサルトプレスがタイミングがずれて、お互いの頭が激突した。
ムーンサルトヘッドバット、プロでもしない危険な技が誕生した瞬間であった。

ブレ~ンバスタ~!初防衛失敗
メインイベントはZWAチャンピオンベルトを賭けての試合。
激闘の末、フィニッシュはブレーンバスター!
体操用マットのへなちょこリングに叩き付けられた私は、力尽きて3カウントを聞いた。
不覚にも初防衛に失敗することとなった。(シナリオ通りなのですが‥)

最後はお決まりの
1,2,3,ダァーー!で終了。

自分の一挙手一投足に観客が反応する。
プロレスファンには至福の時間でした。