ピラミッドストラクチャーとロジックツリーの違い
Takahiko Wada
今週の日曜はグロービスの勉強会に行ってきた。
新宿ルノアールの貸し会議室にて、今回は7人も集まった。
話題になったのは
ピラミッドストラクチャーとロジックツリーの違い。
両方ともツリー構造で似ている。
しかし実際には使い方、考え方がまったく違うようだ。
目的
ピラミッドストラクチャー:
コミュニケーションが目的。あるイイタイコトを説明するために使う。
ロジックツリー:
問題発見が目的。
ある問題の解決案を探すために使う。
頭の使い方
ピラミッドストラクチャー:
統合。複数の情報を統合しながらひとつの結論、「要するに」なにかを導く。
ロジックツリー:
分解。ある問題を分解していって、本当は何が問題かを突き止める。
枠組み
ピラミッドストラクチャー:
結論を裏付けるためには何が言えればよいかを意識する。
コレとコレとコレだから、こういう結論なんです!が説得力あるような「コレ」を考える。
ロジックツリー:
問題をMECEにモレダブリなく切っていく。
実際に使うときは、
何か主張したいコトがすでにあるときは、ピラミッドストラクチャー。
解決したい課題だけあり、解決方法がわからないときはロジックツリー、みたいな感じだろうか。