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クリティカルシンキング 第3回

Takahiko Wada
Takahiko Wada

さてさてクリシンの授業も第3回目。
今回も自分の復習ってことで、ツラツラと書いちゃいます。

今日の授業は
[emoji:v-63]問題解決
についてだ。

早速まずは、だめな問題解決の例として

Aさん「最近、忙しすぎて手が回らないよ‥[emoji:v-393]」
Bさん「いやホント猫の手も借りたいね~」
Aさん「よーし人員補強だ。がんがん新規採用しよう[emoji:v-411]」

忙しい→人員補強
決めうちで結論に飛びついてしまう。
これでは人員増強がホントに効果的かわからないし、採用するにしても誰を採用すればよいかわからない。
むむむ、これはありがち!他人事ではないシチュエーションですな。。。

さて、このように決め打ちをやめて、本当の解決策に導くためのツールとして習ったのが、
[emoji:v-354]MECEとロジックツリー。
[emoji:v-63]MECE(ミーシー)って何やら聞き慣れぬ言葉だが、要は
あるテーマをモレダブりなく分解すること。

今日の演習は

中古車ディーラーXで売上が不振になっている。売上をMECEに分解せよ。

例えば
大きさ別で…大型車・普通車・小型車・軽自動車
メーカー別で...トヨタ・ホンダ・ニッサン・その他
などと分類できる。
複数の切り口を持っておくことで、問題箇所を特定しやすくなる。

先のケースで行けば
忙しい、を分解して
部署別で...営業、マーケティング、開発、総務、その他
時期別で...1月、2月、3月、、、、12月
などとすれば、どういう人を採用すればよいかが判るかもしれない。
あるいは、「3月が忙し過ぎ」→期末に追い込み過ぎで営業方法に問題ある、などという解釈も出てくるかもしれない。

[emoji:v-63]ロジックツリーは
先のMECEを意識しながら、全体を部分に分解していく方法。
ツリーの形に表現していくことで、本当に見落としが無いかを検証しやすい。

こういうのって、問題解決だけでなくって、製品開発のアイデア出しでも大事そう。
より多面的にアイデアを出せると思うし。